お風呂は人が入るもの!
レギュレーターはお風呂好きではありません。
一部の雑誌やインストラクターによっては、「海から帰ったら器材をお風呂に1晩漬けてあ げて」なんて言って居ますが、あれは的確なアドバイスではありません。
一晩真水に漬けて塩抜きするのは、かずのこの塩漬けとアメ横で安売りしていたしょっぱ 過ぎる塩鮭ぐらいです。
もちろんお風呂でレギをざぶざぶと洗うのはOK!!です。
残念なことに塩鮭と一緒に扱われていると思われるレギがミスターマリンに来る
オーバーホールの10%ぐらいあります。
買ったショップやINSTの言葉を丸呑みしてはいけません。
大きな問題点が2つあります。
その1
残り湯に漬けると2NDの内側とダイアフラムに薄く湯垢状の膜が付きます、それ を毎回繰り返すとべったりとヘドロ状の膜になります。 (風呂の水を抜いたあと底がヌルッとしないでバスピカで洗わず次の湯を入れるほどきれ いなお湯に入っている人がいたら膜は無いでしょうが・・・・) それらがダイアフラムの劣化させたりデマンドレバーの作動を妨げ易くなります、また錆の原因にもなっています。
その2
長い時間漬ける事によってしっかり締めたつもりのダストキャップからじわじわ と1STステージのほうに浸水する場合があります。
その場合は1STの不調だけでなく中圧ホース内のカビや雑菌の繁殖も考えられます。
(この、ホース内のカビ、雑菌に関してはメーカー、雑誌とも余り触れたくないところらしいの で小さな声で・・・)
相当古くなったホースは交換した方が体には良いかも・・・この頃のどや肺 が変な人はいませんか? (希望者にはホースの断面をお見せします。)
以上の点から私はレギュレーターを漬けっぱなしにするのに反対です。
膜が張ったサンプ ルが見たい方はミスターマリンへどうぞ。
「この件に関し皆さん、皆さんの教わったINSTからの異論反論があれば、メールにてお受けいたします。
2000/05/10